試験前にもかかわらず、BLEACH読み始めて時間を無限に溶かしてる20期のまさやです😇

アクロバットって、一口に言っても色々なスポーツの技が混ざってるんですよね。

僕がもともとやっていたのは器械体操なんですが、器械体操(特に床)は横回転と縦回転を組み合わせた技が多いです。大きな大会で初めてやると人の名前がつきますが、基本的には回転方向(前か後ろか)、体の姿勢(屈伸、伸身など)、縦回転の回数、横回転の回数(ひねり)で表現できます。

たとえば、シライ3は後方伸身2回宙返り3回ひねりのことなので、後ろ向きに体を伸ばして2回回っているあいだに横に3回ひねる訳です。人間業じゃないですね。

器械体操以外に、トリッキングと呼ばれるスポーツもアクロバットやってる人は齧っていることが多いです。トリッキングは、アクロバットと蹴り技を中心とした動きで構成されるので、アクロバットの中に蹴り技の動きが入ることも少なくないです。

わかりやすいのはフラッシュキックって技で、後方伸身宙返りをしながら、足を前後に開きます。これを左右交互に2回やるとダブルフラッシュキック、3回やるとトリプルフラッシュキックってなっていきます。3回まではやったことあるんですが、動画で見ると空中で見ると暴れてるみたいになってました。綺麗にやるのが難しい技です。

トリッキングの技は名前の癖が強いものが多いです。たとえばジーザス、ロデオ、ロケットボーイ。これらはどれもバク宙の派生技なんですが、名前だけ聞いてもどんなものか想像できないですよね。

ジーザスは、空中で十字架のように手足を広げ、一瞬静止したように見せたあと、一気に体をたたみこんで回ります。ロデオは空中で足をつかみながら体を後ろに反らした姿勢を作ります。ロケットボーイは上半身を少し捻って空中でロケットのようなポーズを作ります。

トリッキングと器械体操の大きな違いとして、トリッキングの回転軸には縦と横以外に斜め軸が存在するということです。

いちばん有名な技はコークスクリューと呼ばれる技で、後方1回ひねりに近い技なんですが、縦回転ではなく少し斜めに傾けた軸で後ろに回りながら横にひねります。

そしてカポエイラから来てるアクロバットも少なくないです。カポエイラは、主にブラジルで発達したダンスと格闘技を融合したスポーツです。

有名な動きはマカコですね。マカコは「猿」という意味ですが、言葉の通り、猿のように後ろに回ります。見た目はバク転に近いですが、バク転よりは簡単です。

他にもヘリコプテイロ(エリコプテイロ)とかももともとはカポエイラの技です。これは、側転しながら体をひねることで起き上がってくる技です。新歓でもやってましたが、やりすぎて腰が痛かったです。(肉離れしてたらしい)

ふぇい君にテーマ付きで指名されてしまったので、以上、アクロバット座学でした()
次はぽにょが書いてくれるらしいです〜!